盆暮れ正月の風物詩といえば、ニュースで流れる渋滞情報でしょうか。私も家族も、この時期に出歩こうという気にならないので、その類のニュースを耳にするたび、世間様は大変苦労なさっているのだなぁ、と思うわけでございます。

さて、金属片を踏みつけパンクさせたショックから立ち直りまして(笑)、先日u-blox M8Tで取ったデータをMAPに落としてみました。

機材設置や試験方法は、実に「テキトー」です( ̄▽ ̄) シガーにぶっ刺したPSU(スマホ充電器)からDC5V、Raspberry Pi Zero W とGNSS受信機(M8T)はUSB接続、受信機には助手席側に設置したアンテナがつながっています。うーん、PRGAってところですか。ちなみに、Raspberry Pi Zero Wには、電源ONと同時に/dev/ttyACM0に流れる妄言をRecするスクリプトを仕込んでいます。電源ブッチンしてもデータはぶっ壊れないようには配慮しているので、困ったことはありません。電力的には、Raspberry Pi 2Bでも問題ありませんでした。3は、無線周りを徹底的にOFFにしてあげればいけそうな気はします。

 

とりあえず、/dev/ttyACM0を流れる妄言を *.csvとして保存、妄言の中から$GNGGAを引っ張り出し、POT to KMLというソフトでKML形式に変換してやりました。自宅近所から市街地を抜けて田舎道へ、途中に金属片を踏みつけ、公園にてしょんぼりした後で会社に戻るという、その生き様が見事に表現されています。(笑)

 

これには正直驚きました。この道路は片側2車線の広い道なのですが、左下方向は真ん中寄り、下から左上については左側車線を走行したわけですが、充分わかりますよね。ちなみに、街路樹などが生い茂っている感じではありません。

 

交差点を右折するために右折レーンに移動した感じもちゃんと残っています。ゼブラ帯を踏んでお下品に走ったのがバレバレ… 
(;^_^A

 

道道1005号線は街路樹が茂っていてGNSS受信環境としてはシビアだと思うのですが、片側1車線の道路、ちゃんと左右は区別できてそうですね。

 

左下でログが赤ポチになっている箇所で異音に気づき、上のほうにある広場でエンジンを切り(このときにログが止まる)、確認後エンジンを再度かけて直後に移動を始めました。測位が終わっていないのか、路外に逸脱しているスパイクデータが確認されますが、一度安定さえしてしまえば問題ないですね。他には、拡大マップにしていないところでは、途中に高速道路の高架橋を潜っているのですが、データが飛んでしまったりすることもなかったみたいです。

数千円の受信機、2千円くらいで組み上げたロガー、アンテナがこの中でも一番高額ですが、それでもハードの合計、2万円くらいですか。僕のお師匠さんが仰っていたのですが、アンテナはいいものを使ったほうがよいとのこと。この組み合わせだから成立する結果なのかもしれませんね。時間帯なら衛星の配置なり、色んな時間帯や環境で試験は必要なのかとは思いますが、もうこれで充分なんじゃないの?って感じがしました。びっくりです。ちなみに、前に勤めていた会社では、これと同等スペック(DGNSS)の製品を結構イイ額で売ってましたが、いいライバルの出現ですね。

コメントを残す