色々と情報が溢れていますが、調べれば調べるほど、なんだかなぁって気持ちになってしまいます。

先日弊社も小型ドローンを導入し、「空から眺める」という手段を持ったわけでございます。法律をちゃんと守りつつ、国交省の指針・基準なり、某ドローン団体が課す操縦試験の項目に倣い、ひっそりこっそりと操縦の訓練を積み重ねているところです。総フライト時間も、かれこれ15時間。先日は、弊社の倉庫で(車庫に毛が生えたくらいの場所ですが…)、モニタを使った操縦訓練や夜間飛行を想定したフライトをしてみたのですが、これらの項目に関しての訓練であれば、Phantomよりも小型のマルチローター機を使ったほうがいいのかなぁと思っているところです。強風の中で飛ばすよりもストレスでした(笑)

フライト前のカメラテストにて。雑草と空が綺麗に撮れています(笑)

 

WEBサイト掲載用にパシャリ。(もちろん、頼んで撮っていただきましたよ)

 

動画は4K/60fps → FHD/60fpsに変換しています。ヌルヌル動いてますね。

 

さて、このエントリーの題でもありますUAV界隈のビジネスですが、ちょっと異常な感じがしてなりません。座学で法律関係の知識を習得することや、サークル的なもので操縦技術を学ぶ機会は、あっていいと思います。が、今のドローン業界は酷いですね。

何が学べるのかはさておき、その講習会の参加費が20万円だとか、修了証書発行には団体に入会が必要で、発行手数料や入会金、年会費なんかも高額。使いもしないであろう商標登録を片っ端から申請する某殿方のことが何故かフッと過ぎりましたが、ドローンオペレータになりたかったらウチを通せといわんばかりのようです。もちろん、数あるなかの1民間資格にすぎないのですが、先駆者の特権なのでしょうか、幅を利かせているようです。このあたりは、ドローンを使ってお仕事をされている諸先輩方が各方面で心地よいコメントされているのですが、ちゃんとお勉強をしたうえでドローンを購入し操縦訓練をしている方々にとっては、なんだかなぁって思うところではあります。

また、これらの民間資格を持っている場合においては飛行許可等の申請時に提出する書類が多少減ると、ということが誇張歪曲されているようで、昨今では「民間資格だけど、持ってないと申請できないよ」みたいな脅し文句が散見される始末。嘘はいけませんよ。既得権益って言葉が適切ですかね。怖い。ドローンの操縦そのものには資格や免許は不要ですが、求めるレベルに達しないと国交省に許可や承認はいただけないし、なにより安全に楽しむためには使い方なり最低限のルールなどはお勉強をして、万が一を考えて保険にも入りましょうね、っていう話です。インターネットや書籍などを色々と読み漁りましたが、読み解くほどおかしな分野です。

15時間飛ばしているものの、まだまだ修行が足りないなと思う今日この頃です。風が吹きすさぶなか、GPS制御なしでも綺麗なノーズインサークルができたらなぁと毎日練習はしているのですが、歪な円形になったり、まだまだです。風が強すぎるのでは?というご指摘もありますが、身の危険を感じなければどんな環境でも飛ばす練習をしているので、きっとできなきゃOUTだろうと思います。(念のため、安い風力計を購入したので、これからは感覚ではなく数値化します) このPhantom 4などは50時間を目安に衰えがでてくるという噂ですが、経時劣化でいよいよダメになる頃には、うまくなっていますかね。

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