掲題の通り、Kernel panicが発生したときの備忘録です。今回のケースでは、データのサルベージはOKでした。

いつものようにドライブレコーダーがわりにRaspberry Pi Zero Wをダッシュボードに据え置きTime Lapse撮影をしてきました。おおよそ2秒毎、半日以上の撮影だったので容量もかなりのものになりました。


いつもの構成です(笑) 今回はレンズにゼラチンフィルタを仕込んでいません。

帰宅後、普段ならばWiFiに再接続されることが多いので “sudo halt” コマンドで終了させるのですが、今日はいまいち調子が悪いようで、仕方なくバッテリーから引き抜き強制終了しました。その後、再び電源を入れてSSH接続を試みたものの無反応。仕方ないのでZero WからMicroSDを取り出し、Raspberry Pi 3に差し込み、モニターをつないでみました。


速度も安定して速いので、自宅の簡易NASにも使っているSPのMicroSDです。Raspberry PiとMicroSDの相性問題は少なからず存在しているようですが、何枚か同じカードを使っているものの、あまり不具合はなかった印象です。(当然、ゼロではありませんが)

電源投入。すると…


でました! Kernel panic (ToT)

ブチッと電源を落とすと、このMicroSDに限らず、時々起こる話です。そんなときは、普段だとバックアップ用に保存しているMicroSDを差し込み、エラーを起こしたMicroSDを書き換えるという作業をするのですが、今回は道中綺麗な景色が見れたこともあり、どうにかしてデータだけは吸い出したいと思ったわけです。

物理的に壊れたわけではなさそうなので、何かしらの方法でファイルの修復ができればいいのか?ということで、とりあえずRaspbianが入っている別のMicroSDと差し替え、Pi 3を起動。起動後に、MicroSDリーダーをUSB接続し、Kernelが逝ったMicroSDを挿入。

$ sudo lsblk -l

でデバイスを調べてみると、どうやら /dev/sda2が不調。マウントしようとするとエラーを吐きまくりです。(/dev/sda1は問題なし)

当然ですよね。マウントできないから起動しないんです。(^o^;) そんな/dev/sda2氏に対して、

$ sudo fsck -fn /dev/sda2
$ sudo fsck -fy /dev/sda2

を発動。(エラーを確認して、修復)

ごにょごにょ動いた後で一旦電源を落とし、MicroSDを差し替えて、修復されているか確認。

設定した固定IPアドレスなどは無視されているものの、起動OK。Sambaも動いているようで、今日撮影した写真たちも確認することができました。


色々手間をかけたものの、たいしてイイ写真が撮れていなかったことに愕然としたのは内緒です。(^o^;)

そういえば、同行者を送り届ける際、札幌市中心部での火災現場付近を通過しました。火災発生から2時間近く経過していたようですが、かなり煙っていました。市電が運休したり、周辺が通行止めになったりで、かなり混雑していました。けがをされた方はいないとのことが不幸中の幸いだろうとは思いますが、消火活動、ご苦労様でございます。


(南1条通、ここから東側が通行止めでした)

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