先ほど培養していたキノコの話、続きです。

とあるものを作る際の副産物です。どんどん成長していく様子が、これまた可愛らしいです(笑)

LED照明などの関係で青く見えましたが、実際は白いキノコです。いや、こうしてみると、カリフラワーみたいな風貌ですね。見かけによらず、素材のせいもあって、すごく甘くて美味しそうな香りがします。本当です。決して怪しいキノコ成分でおかしくなっているわけではございません。

 

さて、この謎キノコですが。

こんなものを造形する際の副産物です。サポート材、って呼ばれるものです。

ある程度の平面と円形が出ていればOKなので、時間優先、低い解像度での出力です。キノコと接していた面は若干ボコボコしてますが、見えなくなる場所なので構いません。

3Dプリンターの後ろに元々あったものを撤去して、そのスペースに、出来上がった物体をセット。そして…

大きなボビンをセ━━━━(゚∀゚)━━━━ット!!

 

…という、FF製品ユーザーなら考えるであろう、ちょっとしたDIYです。FF純正フィラメントと他社のものとでは、ボビンの外形は一緒でも穴の径が違います。FF純正品をスナック感覚でポンポン買えればいいのですが、1号機で使っていたものがまだ余っていて、どうにかして使いたいなぁと考えたわけです。

元々のホルダーに社外品をセットすると、エクストルーダーへのガイドとの位置関係がイマイチになり、印刷中にフィラメントが突然折れたりするトラブルが発生しやすくなるようで、実際に弊職も惨事に見舞われました。とりあえずは、無理なくボビンも回転して、ガイドへとヌルヌル吸い込まれているみたいですので、ミッションクリアです。(^^♪

開封してから時間が経っているフィラメントなので処分しようかとも考えたのですが、もったいない精神が勝りました。3DCADの使い方もずいぶん慣れたもので、この程度であれば数分でパッと出図できるようにはなりました。道具があればという前提にはなるのですが、自分の技量と向き合いつつ、”狩り”をして自分が欲する獲物をゲットできるようになると、どんどん世界は広がります。