気になったことといえば、この話題は外せませんね。

【高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する「科学的特性マップ」を公表(経産省)】
http://www.meti.go.jp/press/2017/07/20170728003/20170728003.html

我が北海道のほとんどは、核のゴミを受け入れるのに適しているとのこと。相変わらずお役所仕事だなぁと思ってしまいます。安定性云々で首都圏は不適とかいう話ですが、そもそも10万年という気の遠くなる時間軸で考えるべき話なわけで、科学的云々とか、尤もらしい理由をつけてドヤ顔をするお役人さんや研究者たちが目に浮かびます。事故を起こした福島原発の跡片付けもろくにできないのに老朽化した原発再稼働云々とか、どこの自治体に尻ぬぐいさせようかと画策するとか、私には理解できないですし、したくもありません。

北海道の食料自給率はおよそ200%程度で推移していますが、仮にゴミを引き受けることになった場合、どのような影響があるかは想像に難くないと思われます。よく北海道内のニュースで報道されますが、幌延町には核のゴミ処理方法について研究する施設(幌延深地層研究センター)があります。6年くらい前だったと記憶していますが、この近所で用事を済ませた帰りに立ち寄り、取材をさせていただいたことがあります。「ここには絶対にゴミを持ち込まない」という約束のもとで設置された施設である、と口頭でもパンフレットでも説明を受けるわけですが、この類のニュースが流れると、やはりこの施設のことが取り上げられるわけです。6年前の取材の際に「ここは信頼関係の上で成り立っていて、そのため今こうして研究することができる」と仰っていた担当者の言葉を、こんな時だからこそ信じたいですね。

そういえば、ホリエモン衛星、打ち上げ失敗したそうですね。センサなどは今回のものには搭載していなかったそうなので、ぜひ次は、なにか適当なカメラなりを積んで打ち上げて欲しいものです。

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