今日は「軽量の日」らしいです。(正確には、9月の第3月曜) 日本各地で暴れた台風のせいもあり自宅に籠っていますので、時間潰しに弊職も、軽量・コンパクト、しかも省電力なRaspberry Pi Zero Wで遊んでおります。
Raspberry Pi Zero Wと公式Piケース、IR76のシャープカットフィルタを仕込んだ広角レンズつきのPiNoIR。画面はなぜかapt-getですが、ストアで見つけたフリーソフトでSSHにてiPadから操作…。時空の狭間のような部屋の中が撮影対象につき写真が載せられないのが心苦しいのですが、なかなかイイ感じの仕上がりです。フィルタ以外は先月の初めころに購入したもので、当時はPiNoIRがぁ…なんてブツブツ言っていたような気がします。ピントが甘いなというのは相変わらずですが、予想外にいい仕事をしてくれます。適当に書いたPythonスクリプトを走らせてTime Lapse撮影をしてみたのですが、最大解像度で2秒毎にちゃんと撮影できていました。
無線関係がない初期のRaspberry Pi Zeroを以前は使っていました。本国では1,000円ほどの板が、日本にくるとなぜかRaspberry Pi 3ほどの値段に跳ね上がるという…。2枚買って、何ができるかなぁということでGNSSなどシリアルロガーにしてみたり遊んでいましたが、SSHで操作するためにはUSB無線トングルが必要になるわけで、本体は小さいけど周辺機器が多くなる、下の写真のように、ラズパイよりUSBハブのほうが大きいという、なんか矛盾したパイでした。
写真をとるために無印のZeroを久々に引き出しから取り出しました(^o^;)
が、このZero Wは今年の初め頃にリリースされ、無線まわりのモジュールが実装されたものが本国と同じく1,000円ほどで発売されたわけです。当時は品薄でおひとり様2枚までとか、それでもすぐに売り切れてしまい入荷待ちが続いていたり、注目度が半端なかったように思います。かくいう弊職もなかなか入手できなかったのですが、先日たまたま調べたwebサイトで欲しいなと思っていたPiカメラとセットで販売されていたので、カメラ2台(IRカットフィルタあり・なし)とあわせて入手したわけです。ちなみに、静電気にやられたのかわかりませんが、ほとんど使っていないIRカットフィルタありのカメラは検証する間もなく逝ってしまいました。いずれにしましても、あくまでもこれらは道具なので、これを使って何をするのかが大切なわけです。軽量・コンパクトとなれば、アレに使うのにもってこいです(笑)。ちょっとしたパーツをそろえて、早ければ今週中にも実践してみたいと思います。
そういえば、お世話になっている群馬工業高等専門学校の先村先生からもRaspberry Piやu-bloxのGNSSについて問い合わせがあり、あれこれ話が盛り上がりました。何か楽しいことが始まりそうです。