子どもと一緒にホームセンターへ行った際に妙なことを思いつきまして、ちょっと試作しておりました。配置さえ整えてやれば、まあまあ満足な感じの仕上がりです。

最終確認のためPython Scriptを走らせたところ、ピントが甘いというより、全体的にぼんやりと白い写真ばかり… そこで、一旦諸々を分解し、カメラ周りをみてみると… 瞬間接着剤を使ってごにょごにょしていたのですが、ちょっとした手違いにより、お気に入りのPi NoIRカメラのレンズが「白化」するという悲劇が起こったようです…((+_+)) 

この白化。99工房のプラスチッククリーナーを指につけレンズを磨くと大抵は消えてなくなるのですが、Pi NoIRのレンズはとても小さく、磨くことはほぼ不可能…。 巷ではPiカメラのレンズをCSマウントにしようとか試みる方もいらっしゃるようですが、そんな試作をするくらいなら別のカメラを選定したほうが手っ取り早いし、お金はかけたくない。そんなこんなで考えていると、1回使っただけで逝ってしまったPiカメラが机の上に転がっておりました。


同時期に買った、左側のカメラ(近赤外カットフィルタが入っているRGBカメラ)です。静電気が原因なのか、通電&RasPi側で認識しません。

基本的には、近赤外カットフィルタの有無だけの違いですので、レンズは使いまわしができるはず!ということで、分解をしてみました。

( ̄▽ ̄)


いきなり外れた写真です。(^-^;

コネクタはひっぱるだけで簡単に外れます。基盤とは粘着剤つきクッション材で固定されているので、カッターで注意しながら切るか、ねじり切ります。


すでにバラバラになってます(^o^;

レンズホルダーと受光素子の載った基盤は接着剤で付いているようです。ツメを隙間に入れてごにょごにょすると外れます。レンズを外すにはひたすら反時計回りにクルクルすればOKですが、RS版のPiカメラに付いてくるピント調整工具を使うと簡単です。バラバラになったカメラ。ちゃんと近赤外カットフィルタがレンズと受光素子の間に入っていました。何かに使えるかもしれないのでとっておくことにします。

このレンズを白化したものと組み替えて写真を撮ってみました。白いぼんやり感は無事に消えました。(受光素子のほうまで逝ってなくて安心しました 汗) ピントが甘いなと感じていたカメラから流用したレンズなのでちょっと不安はありますが、そこは妥協できるライン。