お散歩がてら近所のホームセンター・資材館をふらついてきたのですが、ちょうどいい感じのものを見つけてしまったので買ってしまいました。


熱収縮チューブ クリアタイプ お値段は250円ほど/1m

φ21.0mm(公差0.6mm)というのは、ヒートシンクやGPIOピンを付けていないRaspberry Pi Zeroの寸法ギリギリ、もしくはちょい太目だろうっていうサイズです。インターネットでも見つけられるサイズではあるのですが、やっぱり実物を手に取って考えたかったので、ちょうどいい発見でした。


目論見通りでした。MiniHDMIのところを通すのに根気が必要かもしれませんが、測ったかのごとくピッタリ!はんだこてで撫でて熱をかけ、その後に給電用USBMicroの部分をカッターで開口しました。Piの薄皮包みの完成です!

 

---

さて、あまり意識をしていなかったのですが、先日、みちびき4号とやらの打ち上げが成功したようですね。これで、みちびきが全部で4機となり、日本の上空には常に1台はみちびきが待機している状態になったわけですね。また、これらを使ったサービスを来年度に開始するとか。ブログやコラムに書かれていたのですが、

「日本では基地局をわざわざ立てなくても、いつでもどこでも、誰でも(機材さえ持っていれば)精密測位ができますよぉ」って話になるのか? 

「これで有事の際には…」

「結局ガラパゴスGNSSだから、みちびきに対応した受信機は日本のメーカーしか作らない」

「自動運転技術が飛躍的に…」

といった記事が目につきました。

私はGNSSの専門家ではないし勉強不足なのでどなたかに教えていただきたいのです。例えばu-bloxなんかでもGPS、グロナス、ガリレオ、コンパスといった衛星を使って、単独測位でもかなりの精度で測位できているわけですが、みちびきの登場によって、これがどれほど良くなるのか? 少なくとも、cmやmmの精度を要求する場合はRTKを使っているわけで、まさかこれがnmの精度に向上するとは思えません。笑 自動運転にしても、位置情報だけですべてを解決できるわけではないはずです。海外市場を想定したクルマづくりの現場に、日本や東経135度近辺の国々でしか使えないシステムを組み込むとは何を今更、関係ないですよって感じではないのかな? なーんて疑問に思うのですよ。 きっと、私のような凡人には到底理解不能な素晴らしい機能と期待が満載なんだろうと信じています。

---

おまけ。

Raspberry Pi ZeroはGPIOピンのはんだ付けが省かれています。ちょっと使いたいなと思ったので、倉庫からピンを発掘して、40か所のはんだ付けをしました。老眼が進んできているため、とっても大変でした… (^o^;  以前、この作業を友人にお願いしたことがあったのですが、こんな面倒な仕事を快く引き受けたくれたのには、今さらながらもあらためて感謝しなきゃなと思うのでありました。


ホント、細かい作業、このテのはんだ付け、老眼にはつらいです。。。(=_=;)