いずれもUbloxの受信モジュールのお名前さんです。
元々持っていたM8Tに追加して、もう一枚M8Tをおかわりしようかと考えていた矢先、ちょっと面白そうなモジュールを見つけたので、ついつい海外からお取り寄せしてしまいました。
発送したよ!追跡番号はすぐメールするね♪ なんていうメールが先週はじめに届いたものの、待てど暮らせど追跡番号の連絡は来ず…。「まぁ、忘れた頃に来るんですよ」なんて先人は申しておりましたが、本当にその通りでした。電気料金のお知らせ、というハガキと一緒に、郵便屋さんが書留郵便として配達してくださいました。発送元は、人口230万人で、日本からの直行便は就航していない、美人さんが非常に多い(らしい)、ラトビアっていう国です。海外の切手って、なぜか好きです。
マトリョーシカ? ( 一一)
モジュール3点と6心コネクタを注文。個別包装されていますが、テープで簡単にまとめられていました。
開封!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今回は、すべてアンテナ付きを注文しました。アンテナと別々のもアリですが、そこまでシビアに精度を追求するわけでもないですし、実用的な部分で考えれば、きっとこれで正解。
【NEO-M8T】
UBLOX NEO-M8T Time & RAW GPS GNSS Beidou Triple Band EMI protection っていうらしいです。長っ! RAWっていう名前がついているので、RTKLIBなどを使ってRTKができますよ、って代物です。IMUやGDSが載ったもの、更にはTallysmanの高級アンテナが載ったものなど、何種類かバリエーションがあるみたいですが、これは一番シンプルな、M8Tだけのものです。お値段90弗。
Mini-USBもしくはシリアルで接続する仕様です。入力電圧は5Vです。PCやRaspberry Pi 2/3あたりと併用するならUSBでいいかな。
この大きさを覆うケースをどうするか?っていうのは考えどころですが、C94M8P-4(RTKキット)のケースと同じように、適当なタッパーあたりに放り込む感じで充分かな。ちなみに、厚さは1.5cmくらいです。
【SAM-M8Q】
Ublox SAM-M8Q GPS, GLONASS, Galileo, QZSS and SBAS receiver というらしいです。こちらは28弗。今年の初め頃に市場に投入されたもののようです。受信機とアンテナが一体になっていて、Ubloxのナカの人が「このテの設計が苦手な人でも使ってもらえる、フレンドリーなものができた」と言ったとか、言わなかったとか。NEO-6Mと同等かそれ以上の性能はありそうだと思いますし、なによりこの小ささに美徳を感じるわけです。それにしても、弊職の調べ方に不備があるのかもしれませんが、日本国内ではSAM-M8Qを使ってごにょごにょしている方はいらっしゃらないのですかねぇ。公式サイトをみても、SAM-M8Qは英語表記だけみたいですし。このあとに紹介するMAX-M8Qにしても、あまり情報がありません。ごく普通の測位精度で、ごく一般的な用途向けですよ、みたいな紹介が公式サイトに掲載されてました。
6心のコネクタが初めからはんだ付けされています。国内でももちろん入手できる仕様みたいですが、ネットで注文すると300円+送料+税…。ということで、ケーブルも一緒にオーダーしました。圧着端子を取り出して云々は面倒なので、そこらへんに転がっているジャンパーを加工しようと思うのですが、今日ははんだの気分ではないので、また今度ということで。
【MAX-M8Q】
UBLOX MAX-M8Q GPS/QZSS GLONASS BeiDou 18Hz receiver with Antennaという代物です。こっちはSAMよりはお高い63弗。こちらはアンテナ分離型ではあるものの、扱いは上位って感じらしく、プロフェッショナルグレード。まぁ、こちらも小さいです。
微妙にアンテナが曲がっているのが気になりますが(笑)、なんとなくいい仕事をしてくれそうな雰囲気です。ピンをつけなきゃ動かせないですが、SAMのほうとあわせ、また今度ということで。
週末は天気がイマイチなので、窓辺に受信機をおいてまずは動作確認をしたいなと思っています。
( ̄▽ ̄)ワーイ