日頃の不摂生を改めるべきだ!( `ー´)ノ
…ということで、ちょっとしたお手伝いに行ってきました。何をお手伝いしたか?は、色々とお察しいただければ幸甚にございます。(笑)
C94M8Pの基準局側は、あらかじめTrimbleさんの2周波RTKでアンテナ位置を測っておいて、Fixモードにて運用。使用衛星は、GPSとBeiDou。うーん、GalileoとかQZSSとか他も使いたいところですが、手軽・シンプルなM8Pは、自動車業界でいうところのカ■ーラのような存在でもあります。
9時頃から基準局を立ち上げて、移動局でもFixを確認していたのですが、11時頃から突然Float~Fixを行ったり来たり。マスクをかけてはいるものの信号は受けているし、それなりに衛星も上にいるのですが、どうしてでしょうか、不安定な状態が続きました。
(+o+)
お昼休憩をはさんで、午後に再確認したところ、何事もなかったかのように、ずっとFixを維持。その後のテストは無事にこなすことはできました。
会社に戻ってからもあれこれ調べてはみたものの、ログが取れていなかったため検証することもできず…。GPS+GLOの2周波RTKのほうは全く問題なかったようなので、五星のほうが怪しい?うーん…。
ニュース等にも挙がっていないのでうちのミスかとも思っていたのですが、どうやら他でも怪現象があった模様。
本州にある某学校の先生よりお電話いただき、静置試験をされていたなかで昨日の昼頃に取ったログに奇怪な動きがあったとのことでした。こういうのって、BeiDouあるあるなのかな?
(;^ω^)
ということで、この件は引き続き調査を…
昼頃の奇怪な現象がとれなかった原因のひとつは、現地に持ち込んだM8Tを別のことに使っていたためです。これ以上ないだろう!っていうオープンスカイな環境で、GPS+GLO+Galileo+QZSSを受ける設定にしたM8T+TW2710を、いつものように車の天井につけていました。
江別の電子基準点のデータとRTKLIBを使って後処理してみました。緑がFix、黄色がFloatです。北西方向の角には木があって、その木陰に長い時間停車していた関係で、このあたりはFixしていません。路肩に寄せた部分などもウネウネしながらも、ちゃんと解が得られているようです。
ところがところが!
きっと、たまたま何かの間違いだと思うんですが、準天頂衛星を計算にいれると、建物や樹木の側ではFix解になるものの、他は壊滅的…。使用衛星を変えた以外に、計算条件は全く一緒なんですが…。
モニタで確認したところではQZSSの信号は受けていたようです。なんかあったんですかね?
(;^ω^)
QZSSは万能な救世主だ的な論調には違和感を覚えますが、流行のデータ改ざんとか隠蔽をするほど弊職は落ちぶれてはおりません(笑) とはいえ、我々の血税をジャブジャブ投入し、ある一定の効果はあるであろう期待のホシがこの体たらくでは納得いかないので、真偽を確認すべく弊社敷地内で静置試験をしようかと思っております。