ブログタイトルを「C94M8Pのホイル焼きを作ってみた」と迷った結果、無難なほうをチョイスしてみました。

( ˘ω˘ )

 

洒落たオープンデッキ…気分で作業です(笑)


 

説明するまでもないのですが、UBX C94M8P (RTKキット)にはNeo-M8P-2というRTK Readyなモジュールが載っています。

① 基地局側のモジュールから、RTCM3.xという形式で補正信号を吐いてもらって、

② それを特小無線で飛ばし、

③ 移動局側がそれをキャッチして、M8p内部でごにょごにょ計算をして、Fix解を出す

…という流れですね。不揮発メモリに設定を書き込んでしまえば、あとは基地局は電源だけ与えてあげればいいので、無線が届くローカルな範囲でのRTK環境は楽ちんです。


 

で、この無線が届かない場所ではどうすんの?(;^ω^) っていう話です。

NRTIPと呼ばれている方法が手っ取り早い解決方法になるわけです。NTRIPとは、”The Networked Transport of RTCM via Internet Protocol”の頭文字をとったもののようですが、NtripだぁNTripだぁ、サービスを手掛ける各社さんも言い方書き方がまちまちです。

C94M8Pのウリである無線を使わない、っていうのもアレな感じはしますが、アンテナを外し、またまた近くに転がっていたアルミホイルを巻いて(ほとんど意味ないですが、気持ち的に)、とりあえずu-Centerを立ち上げ、RTCMのin / outをUSB経由に設定してみます。

ちなみに、C94M8Pの背面にある某ピンと、某所をはんだで繋げて無線を止める、という魔改造はしていません。

 

方法については時間のあるときに載せようかな、とは思っていますが。u-Centerで即席サーバー&キャスタ、クライアントの構築は可能。Neo-M8PのRTCMの配信だけに限定するなら、サーバー&キャスタはこれでも充分なのかしら??クライアント側のほうは難ありなので、今の段階では、味見程度ということで。

 

NTRIPとか言ってるけど実は無線RTCMなんじゃないのぉ~?(;^ω^) っていう可能性を潰すため、移動局側のクライアント設定を解除すると、”NTRIP server: 0″という表示になり、しばらく経つとFixしなくなります。

ちなみに、衛星からの情報ですが、ひとつのアンテナで受けて、貧乏人仕様のスプリッタを介して分配しています。基線長ゼロってやつです。

 


 

そういえば、M8Pをおとなしく使う分には全く影響はない話として。梅干し衛星の次男~四男が先日入院した影響で、u-Centerの表示も、梅干しが一粒ですね。しかも真上じゃないし…。