北陸地方を走る特急ではありません。(笑)

Mozilla Thunderbirdというメーラーを、記憶は曖昧ですが少なくともバージョン2.0がリリースされる前後から愛用しています。使用歴10年以上ってことになりますね。気づけばバージョン番号がポンポン増えてカオスなことになってますが、それにしても相変わらずの使いやすさです。その前に使っていたAl-Mailもあの赤いポストが可愛くて好きでしたが、手紙を抱える雷鳥さんもなかなかGoodです。

そんななか、社内システム(機材繰り?)やらを若干変更したタイミングだったこともあり、前職で強制されていた某大手さん謹製のメーラーを久々に試用してみようと企ててみました。

が、受信メールの仕分けルール設定があまりにお粗末。”OR”の条件設定の痒い所は一切搔けない仕様だったり、その仕分けルールをもって複数台のPCでメールを受信しようとすると片側のメーラーが機嫌を悪くして受信拒否モードになる。…挙句の果てには、そのメーラーのおかげでサーバーの挙動が怪しくなり、さっきまで無事だったThunderbirdが新着メールを見失う、とまぁトンデモなメーラーだという結論に至ったわけです。

IMAP (or Exchange Server)で、かつメールの仕分けなんて機能は使いません!って方にとっては、とっても素敵なメーラーに違いないと思います。が、サーバー容量に余裕があって、POP3で複数台端末からアクセスする環境構築がある弊職にとっては、とてもじゃないですがまともに使えないメーラーだな、と再認識しました。コマンド叩いてアンインストールしました。さようなら。

やっぱり、Thunderbirdはすごいね! っていう、提灯記事です
(^^♪

それにしても、60.x系に更新されたThunderbirdですが、52.x系からは自動更新できないようです。公式から60.x系のインストーラを落としてこなければいけないようです。Firefoxと同様に、ダーク系のGUIがデフォルトで設定可能なんですが、メニューバーの位置がイマイチ気に食わないなぁ… それから、以前はアドオン画面から行けたはずなのに、SmartTemplateとかLightningの設定画面にいくためにはメニューバーを経由する仕様に変えた意図は気になります。が、サーバーにメールを残したPOP3運用が可能で、仕分けルールも普通に使えて、いろんな端末からカレンダー含め同じ情報にアクセスできるという点では、本当によくできたソフトです。

そんなわけで、お仕事とはあまり関係ないネタでした。