俗にいう「スマホ腱鞘炎 + ばね指」になってしまい、痛くて箸が持てないし。

コロナ禍で外出したくないし、蒸し暑くて何もしたくないし…

ということで、自分用のNASの構築です。

爆熱仕様なRaspberryPi4が手元にあるので、サクッと焼き上げます。

完全に自分用メモですので、真似される際は自己責任にて。

あしからず。m(_ _)m


 

● 公式サイト(https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-os/)からイメージファイルをダウンロード。今回は手元にあるPi4は4GBメモリのため、今回は32-bit Desktop版をチョイス。

● DDwinなどでイメージファイルをMicroSDに焼く。USBブートしようかと思ったのだけど、適当なUSBメモリが手元に無かったので、そのうちやろーっと。
( *´艸`)

● できたらPi4に実装して電源ON!

● 設定ウイザードに従って諸々の設定を済ませる。(←すごく便利になったよね)

● 再起動

● コンソールにて、いつもの呪文を唱える (`・ω・´)

$sudo apt update
$sudo apt upgrade

● サンバ!(∩´∀`)∩

$sudo apt install samba

● とりあえずconfigファイルのバックアップ! (`・ω・´)
…これで失敗してもリカバリききます(笑)

$sudo cp /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.orig

● データの「倉庫」、”hogehoge01″と”hogehoge02″を作っておきますか。

#[ユーザー名]は、デフォだと"pi"になるよ
$mkdir /home/[ユーザー名]/hogehoge01
$mkdir /home/[ユーザー名]/hogehoge02

● アクセス権の設定。

$sudo chmod -R 774 /home/[ユーザー名]/hogehoge01
$sudo chmod -R 774 /home/[ユーザー名]/hogehoge02

● ユーザー・グループのもろもろ作成・登録

#まずは、Sambaアクセス用のユーザー名。
#恐らくは上記[ユーザー名]とは違うので、
#Raspberry Pi OS上に作っておきます。
#Windows PCと同じものを登録しましたが。(笑)
$sudo useradd -m shachou 

#"shachou"ってユーザーを登録done
#これに続けてパスワード設定に進むよ!
#さらに続けて、以下Sambaのユーザー登録など
$sudo pdbedit -a [ユーザー名]
$sudo pdbedit -a shachou

#グループの設定 hogechan 参上!
$sudo groupadd hogechan

#グループとユーザーの紐づけ
$sudo gpasswd -a [ユーザー名] hogechan
$sudo gpasswd -a shachou hogechan

● ディレクトリの所有グループを”hogechan”って設定しておきましょうかね。
ところで、グループ名のhogechanって (;・∀・)ドナタ?

$sudo chgrp hogechan /home/[ユーザー名]/hogehoge01
$sudo chgrp hogechan /home/[ユーザー名]/hogehoge02

● では、いよいよ本丸を攻めましょう!

$sudo nano /etc/samba/smb.conf
/* /etc/samba/smb.conf の中身 */

...
<なにやら色々あって、最後の部分に記述>
...
#さっき作った「倉庫」を"Temp"と"Data"フォルダとして設定
#valid usersには@マークをつけてグループ名を

[Temp]
path = /home/[ユーザー名]/hogehoge01
browseable = yes
valid users = @hogechan
writable = yes

[Data]
path = /home/[ユーザー名]/hogehoge02
browseable = yes
valid users =@hogechan
writable = yes

#上記を追記し、Ctrl + X → 保存して閉じる

● もう一息!(∩´∀`)∩

$sudo service smbd restart

ざっくりだけど、こんな感じだったような。

あ、迷子にならないよう、ホスト名を”hogenas”って設定しなきゃ。

#Piの設定はGUIでも変更できますが…
$sudo nano /etc/hosts
$sudo nano /etc/hostname

ここまでやっておけば、Sambaと同じネットワークにあるWindows PCからはエクスプローラのアドレスバーに

\\hogenas\Temp
\\hogenas\Data

なんて打ち込んであげれば、きっとアクセス可能。ユーザー名とかワークグループとかの設定は大丈夫かいな?


これで家中会社中、NASだらけにできますよ!

( *´艸`)

 

弊職は、MicroSDクラッシャーなので(笑) 大切なデータをMicroSDに書き込むのはとっても怖い。

(;・∀・)

なので、外付けHDD (RAIDミラーリング) をマウントして、そこにデータを流して使っています。