をするという情報を入手したので、7/21に飛び込みで岩見沢へ行ってきました。

とは言っても、私の母校、北海道大学農学部が国の事業で行っているPJで、UAV(ドローン)にカメラを載せて飛ばし、水田や畑を撮影するという実験です。ずっとお世話になっている先生にご挨拶をする絶好の機会でしたので、願ってもない機会でした。

私が論文研究をしていた頃は、ヤンマーやヤマハが販売していた産業用無人ヘリコプタに、ノートPCやカメラ、GNSSレシーバを載せて、プロのオペレータに依頼して実験をしていましたが、時代は進んだものですね。カメラもPCも超がつく小型、飛行経路は事前にプログラミングしてあり、学生が飛ばしていました。水田とドローンを1枚に収めようとすると、ドローンが黒い点にしか見えません(笑) 正式に取材を申し込んだわけではないので、機器詳細がわからないよう処理する手間が省けたので、ちょっと助かりましたが。

あの頃に欲しかったものが、今となっては誰もが(お金さえあれば)簡単に手に入るようになりました。泥臭い工夫をせずとも「巷にあふれる機器を組み合わせて取ったデータをどう活用するか?」という方向にシフトしたというのは、長年研究の分野にいる方にとってはいい傾向でしょうが、若い方(特に学生さん)にとってはちょっと不幸な気もします。

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