古いネタですね。別途注文した受信機が納品されるまで、ちょっと遊んでみようと思った、今回の話です。

送料を含めたりすると1,000円はちょいと超えるのですが、Amazon.co.jpをはじめネット通販で入手しやすいかと思います。先日、私も買ったフライトコントローラです。

サポートツール販売終了の通知が発表されている、Neo-6MというU-blox製の旧世代モジュールではありますが、”GPS”はちゃんと受信します笑 ただ、色々あってボタン電池&ホルダが基板からポロッと外れてしまったとか、U-CenterでBaudRateの設定を変えようとすると一切データを吐かなくなるなど、軽めの呪いもバンドルされていたようですが。最終的に、この軽めの呪いでダウンをとられることになります。

もうひとつ。RTK測位をするにあたって、大変便利で有り難いソフトウェア、RTKLIB (http://www.rtklib.com/) を用意です。リアルタイム処理、後処理、コマンド関係、色々詰まっているお道具箱ですね。GNSSまわりのお仕事をされている方ならどなたでもご存知、といった感じでしょうか。話には聞いたことがありましたが、実際にダウンロードしたのは初めてです。

で、チュートリアルを読み進めていくと、公式には”T”のつくモジュール”をサポートしているようです。なんでも、RTKLIBでごにょごにょ計算させるにはRawデータというものが必要なんだとか。Rawデータを吐き出せるモジュール、吐き出せないモジュールっていうものがあるようで、U-blox公式のWEBサイトをみても、廉価版のNにはRawの文字が見当たらないわけです。ただ、これもなにやら色々あるらしく、調べていくとNeo-6MはRawデータ出力は「公式にはサポートしてないよ」っていうことのようですね。何か呪文(隠しコマンド)を唱えるとのことですが、どういうわけかJapaneseなところには呪文に関しては一切記載がなく…。大人の事情があるのだと思うので、私も伏せておきます。

呪文を調べたうえで、/rtklib_2.4.2/bin/strsvr.exeを立ち上げ、Serialの設定なりコマンドを書き込んで、いざ実行しましたが…。

うごかなーい ( 一一) …

1発目の受信はできるようなのですが、2発目からはうんともすんとも…。RawデータはじめNMEAも色々と出力させるとなると、9600bpsでは役不足のようです。いや、もしくはRawデータを吐き出せず固まった?RawのあとにNMEAの出力を指示してて、これは動いてそうなんだが…。U-Centerからもコマンドからも、Baudrate(PRT)の設定を変更しようものなら、固まってしまう罠…。結局、バンドルされている軽めの呪いが、問題の核心に迫ることを拒むわけです。むむっ。

おとなしく、手元にあるM8Tで試しなさいってことでしょうかね。。。そんなわけで、今回の企画はあっさりと終了です。