…基地局アンテナは据え置いたものの、全く既知の基地になっていなかったわけでして…

(;^ω^)

あ、今はもう少し綺麗に、あれこれそれっぽく対応しています。写真撮ってなかったですが。。。

 

なにはともあれ、この基地局のデータを使えるようにせねば!ということで、社内や弊職自宅のゴミ箱をひっくり返し、NTRIP Server/Caster用のPCを拵えました。ずいぶん昔にあったMS公式キャンペーンで爆買いした、枯れたOSのライセンスが余っていたので、有効活用です。

使えるものは何でも使いなさい!の精神で、Lite版のSNIPをダウンロード&インストール。

M8TのバイナリとM8PのRTCMを読み込ませ、外部からごにょごにょできるようにFirewallやルーターを設定してズバズバッと穴を開け…

 

移動局(M8T、Serial)を車に載せて、RTKLIBの力を拝借し、直線距離で15kmほど離れた、札幌市内の郵便局まで走ってきました。

基地局側の設定を勘違いしていたため、測位に使えた衛星はGPS+Galileo+QZSS。

高速移動中&ちょっとした高層建築物の側は弱い、というのは1周波では仕方ない部分ではありますが、適当にやったわりには、まずまずの結果かなーと。もちろん、基地局から距離があるほど精度は悪くなるので、札幌市内のFixは「なんちゃって」かもしれませんけど。

GLOなりBDOを使って、近々リベンジです。


 

それにしても、需要がないからなのか、自前のNTRIP Server/Casterを立ち上げるための指南書って、ほとんど転がってないんですね。

誰かの陰謀なんでしょうか。

(;^ω^)


 

そんなわけで、Raspberry Pi 3専用、公式Pi Camera+37mmレンズを付けられるケースを作ってみました。

0.45x広角レンズを取り付けていますが、37mm径のレンズであれば、なんでも取付可能です。カメラモジュール固定部分はかなり攻めた設計にしたので、ちょっとやそっとでは外れません。

ちなみに。

以前はRaspberry Piの公式ケースに直接ベタッと、接着剤でレンズを固定させていたのですが…

レンズを接着した「ふた」の重みで、Pi3のあるBase側としっかり固定できない(油断すると「ふた」が開いてカメラモジュールが丸見えになる)、いや、そもそもカメラモジュールがしっかりと「ふた」に固定できず、ケース内部に脱落しているとか、

ホントこれ、公式ケースなんですか?

っていう疑念が湧く代物でした。(関係者各位にはホント申し訳ないのですが…要改良ですよ!)

広角レンズを使うならば断然、こっちのほうがいいです。3Dプリンタ印刷物なので耐久性などはそれなりでしょうが、実用上、大差ないかな、と。

我ながら納得、満足な出来栄えです。

(∩´∀`)∩

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