買っちゃいました (^o^;

LIVOXさん…ドローンでおなじみDJIさんの子会社?グループ会社?っていう関係だったかと記憶していますが、安くて高性能なLiDARを作ってくれる、すんごいメーカーさんとして有名になりました。

実は、LIVOX製のLiDARに触れるのはこれで2度目です。2年前、同じくLIVOX製のLiDAR “Horizon”という機種の性能評価を(かなり踏み込んだところまで)依頼されたことがありまして。屋内外いろんな環境で、それなりに長い時間をかけてテストしました。西陽など直接太陽光が入ってしまうような環境にも強いLiDARだなぁ、というのに感動。このテのセンサーにある「カタログスペック詐欺」もないし、なによりこれが10万を切る価格ということで、本当に驚きました。残念で悔しいけど、日本じゃ作れないですね、と。

時を今に戻しまして。弊社では「GNSS-ICTポール」、群馬高専さん・大手組さんとの共同開発による「レトロフィット マシンガイダンスシステム」を世に送り出しました。さあ、更にもっと広い範囲を…となると、スキャナーやLiDARによる空間情報の取得が必要不可欠かと思うのです。…って、もっともらしい言葉を並べましたが、正直なところコロナの影響で、お金はないけど時間はある、っていう残念な状況なんです。

(^o^;

膝を抱えてしょんぼりしていても仕方ないですから、何か面白い事をしよう!ということで、貧乏なくせに買っちゃったよハハハ、っていうのがことの始まりです。

当初はHorizonがいいなぁと思っていたのですが、欠品が続いているし(ディスコンなのかな?)、Horizonよりも後発のLiDARに期待もあったので、AVIAを選ぶことにしました。こちらは税込17万弱でした。


よくある「開封の儀」みたいなものは割愛します。

HorizonやMidシリーズはLiDAR本体から取り外しNGなケーブルが生えていますが、AVIAは本体横の12ピンコネクタを介して通信します。写真はありませんが、コントロールユニットはLIVOX LiDARシリーズは共通なんでしょうか、見慣れた小さいBoxです。

冷却用ファンなどもなく筐体はものすごくシンプルですが、唯一不満なところは、1/4インチもしくは5/8インチのねじ穴が用意されていないことです…そのかわり、M3ねじ穴がありました。これを使うしかないですね…

3Dプリンタでマウント作りました (^o^)v

5/8インチのスチールナットを埋め込み、そこに1/4インチ変換アダプタを利用しています。これで一般的なカメラ用三脚が利用できるはず…

バッチリです (^o^)v

AVIAは500g程度という軽量なLiDARなので、三脚の耐荷重的にも問題ありません。

2年前に作った計測環境(Windows版のLIVOX Viewerアプリ)で動作確認しましたが、ちゃんと動いてました。


ひとまず、「何かをする」ためのLiDAR側の準備はできました。

次はPC側ですね。続きはまた。